「ドラえもん のび太の宝島」から子供の人生を考えた

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※ややネタバレです。これから「ドラえもん のび太の宝島」を観る方はご注意ください。

「ドラえもん のび太の宝島」をやっと観てきました。

毎年のように年間通して、ドラえもん、くれよんしんちゃん、ポケモン、妖怪ウォッチを見ているのですが、ドラえもんは大好きです。特にドラえもんとくれよんしんちゃんはいつもパンダ目になるほど泣いてしまうわけです(汗)

ディズニーやポケモンは友達の良さを伝える内容が多く、くれよんしんちゃんは親がどれほど子供のことを思ってるかという内容のことが多いですね。

ドラえもんの映画は「人生」というテーマがいつも影にあるような気がしてます。

いつものろまで、やることすべてがドンくさいのび太といえば、
私の子供の頃は「ダメな子供の典型」にすら見えました。

時代の変化か、自分の心の変化か、ドラえもんのテーマが変化したのか、
最近そんなのび太は私にとっては本当に素敵な子供で、こんな子供を育てられたらいいなとすら思ってしまう存在になりました。

大人になって成功している人を見ると、要領がいい人とか頭がいいだけの人ではなくて、
自分が出来ないことをやってくれる周りの人を引き付ける魅力なのではないかと
思います。

のび太は本当にドンくさいけど、異常にロマンチストなところがあって、
そのおかげで毎回映画が盛り上がることになるわけですが(笑)、
いつも色々ありながら、結局は友達がみんなその話に乗ってきます。

大人になると、自分で処理できる内容なんてたかが知れてますから、
周りに自分ができないことをやってくれる人がいることが大事だと最近痛感しています。

でも実際は中々集められません。

素直に誰かに頼る意識に欠けていたり、人望がなかったりするのが原因なのかなと思ってます。のび太は「ダメな自分」に気付いて誰かに助けを乞うこともできるし、いつもやさしくて人望があるから、何かをやりたい!と情熱を持っているときはうまくいくんですね。

映画では、誰かがピンチになったとき、命がけで挑みます。
いつもは怖いジャイアンですら「のび太のために」命を懸ける姿。
いつもはめんどくさがりで、チキンなのび太がしずかちゃんや、ドラえもんのために
全てを投げうって突っ込んでいく姿。

[夢]に乗っかったみんなが自分の特技を生かしながら、一緒にゴールを目指して行く姿。
まさに私がやりたい、お仕事の姿です。

そんな憧れの姿にすらなったのび太君。

数年前に話題になった映画『Stand by me ドラえもん』では、

彼は人の喜びをともに喜び
人の悲しみをともに悲しむことができる。
人にとって、それはもっとも大切なことなんだ。

こんなセリフが有名になりましたが、それがのび太君です。

実はこの言葉は「ドラえもん のび太の宝島」にも出てきました。
正確なセリフは覚えてないですが

宝とは人の喜ぶことを喜び、悲しむことを共に悲しめる心のことだ
という内容だったと思います。

フロックが、自分たちのことばかり考えて自分本位に地球のエネルギーをとって、
宇宙に逃げようとしているお父さんに向けた言葉です。

のび太たちは結局、当初目指していた宝は何も手に入れなかったわけですが、
フロックやお父さんたちに多大な影響を与えたということになりました。

人生の大切なこと。私もまだ探している途中ですが…

またこの映画の中でもう一つ印象に残ったのはこちら↓

僕たちが考えていることってそんなに間違ってることなのかなぁ

どきっとしました。
フロックのお父さんは、フロックやセーラ(妹)たちによかれと思って、
宝物を残し、地球のように危険な星ではなくもっと安定した星に移住しようと
考えているわけです。

地球が好きで、小さいころの家族の想い出のような場所で過ごしたいという
フロックたちの考えを否定したときのこの一言でした。

子供は子供なりの価値観で、私は私なりの価値観で物事を判断しています。
どうしても親は責任があるからと親の価値観に引き込もうとしてしまいます。
私もよく反省しますが、子供は子供なりの環境で価値観を見つけているのだから、
もう少し、見守ってあげることが必要なんだろうなぁと改めて思います。

そんなドラえもん映画でした。

毎回子供の付き合いで映画を観るつもりなのですが、いつも考えるところがあります。

そしてこの映画、もう一つの見どころは父子バトルです。
これは母子家庭のうちの坊主はどういう視点で見たのか気になりました。

ただ、実際の父親がいない分、映画で疑似体験できる部分もあるのかなぁと思いました。